爆発物検査 航空貨物 RA
航空輸送では、貨物の中に爆発物が入っていないかの検査がほぼ全ての貨物に対して義務付けられている。例外となるのが、特定荷主(Known Shipper)で、特定フォワーダー(Regulated Agent)*から特定荷主確定書を発行された荷主で、不審者のアクセス・爆発物の混入を防止する環境整備、従業員に対する保安教育訓練、自主監査の実施が必須とされている。それ以外の荷主は、特定フォワーダーもしくは航空会社等で爆発物検査を実施する。
*特定フォワーダー(Regulated Agent)は国土交通省より認定を受けた貨物利用航空運送事業者・代理店。RAは、輸送・保管・荷役作業の過程において、不審者のアクセス・爆発物の混入を防止する為の物理的な環境を整えると共に、従業員に対する航空保安教育訓練、航空保安計画に基づく施設の管理や貨物の取扱い、定期的な自主監査などを行なう。